何事に対してもドンと構えていて、経済力があって余裕を感じさせる年上男性は婚活でも非常に人気です。
エスコートするのも慣れていたり、物腰も柔らかかったりして安心感があるのが魅力ですよね。
ところがそうしたイメージばかり膨らませていると、年上男性のマイナス面を見てしまった時のガッカリ感も強まってしまうかもしれません。
本記事では、なんだかなあ……と感じた年上男性とのしくじり恋愛エピソードについて紹介します。
まず最初に挙げるのが、気配りが出来なさ過ぎるタイプの男性です。
とても優しい性格でお願いすれば何でもやってくれる点は良かったのですが、普段からあまり周りが見えていないことが多々ありました。
いくつか席が選べる程度の混雑具合のカフェに入った時に隅の方の静かな席ではなく中央部分の席を選んだり、2人でネカフェに入る時も多少ゆったりできるペアシート席ではなく1,2人用の通常ブースを選ぼうとしたりです。
すんでのところで「こちらの方がいい」と伝えることで快適な席に着くことはできましたが、その選択肢を選んだ時にどういう影響が出るのかということまで考えないためフォローがとても忙しくなります。
ダメだな……と思ったのが、買い物が終わってからとある飲食店に入った時のことです。
筆者は買い物後で大きな包みを2、3つ抱えていたのですが、彼はさっとスペースの広いソファ席に腰を下ろして「荷物預かろうか?」の一言もありませんでした。
注意力がないだけで悪気はないのでしょうが、「この先もずっといちいち指摘するのは疲れるな」と思いお付き合いは止めてしまいました。
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デートに行ったけど行きあたりばったりで楽しめない! と思ったことがある女性は多いのではないでしょうか。
全く予定を立てないのも困りますが、デートで完全に失敗がないよう事細かに下見をされるのもあまり気分がいいものではないのです。
男性と一緒にあるテーマパークに遊びに行くことになったのですが、初めて行くにも関わらずコースの誘導がやたらとスムーズだったり、筆者の食べ物の好みをバッチリ把握されて行く飲食店を提案されたことがありました。
あまりにスムーズなデートだったので不思議に思っていたら、「実はこのデートを楽しくするために先日一人でしっかり下見しに来たんだよね」と種明かしされました。
こちらとしては2人とも初見のつもりで楽しんでいたので、手の上で踊らされているような少し裏切られたような気持ちになってしまいました。
デートコースを入念に下見をしてきたのは一度や二度ではなく、それ以外にも嫌われるのをあまりにも恐れているのかデート中にビクビクと表情を窺われる点もあまり好ましく見えませんでした。
怯えたような表情をされるとこちらが何か悪いことをしているような居心地の悪さを覚えてしまい、関係は長続きしませんでした。
次に挙げるのが、せっかくの楽しいデートのはずなのに口を開けば仕事の愚痴が出るような男性です。
買い物に行けば楽しめますし、料理も美味しく味わえるのですが少し話すとなぜか仕事の話が出てくるタイプですね。
働いていれば仕事に対して愚痴が出るのも当然ですし、疲れているだろうから癒やしてあげたいなという気持ちも出てきます。
そうして疲れた彼を労って優しい言葉をかけると一時は愚痴も収まりますが、少し時間が経つと「そういえば会社で……」と全く表情を崩さず世間話をするような顔で再び愚痴が漏れ出します。
日頃不満を溜めすぎて会話という行動でストレスを癒そうとしている状態なのか、そもそも愚痴を漏らしているという意識がないのかはわかりかねます。
筆者が彼のことを受け入れる姿勢を取ったことで気を許したのか、デート中に彼の口から出たのは大半が会社と上司の愚痴でした。
大変な環境なんだなということは伝わってくるのですが、よくよく聞いていると愚痴の内容から仕事に対して真剣に取り組んでいないことの察しがついてしまいました。
そして次に会ってもまた愚痴しか話さないんだろうな……と彼に対して希望が見えなくなってしまったので、2回めのお誘いはお断りしてしまいました。
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最後に挙げるのが、飲み会や食事の会計時にちゃっかり得をしようとする男性です。
女性と男性では、大抵は男性の方が食べる量や飲む量も多くなりますよね。
頼む料理にもよりますが、基本的には大量に飲み食いする方がお金がかかります。
筆者は全くお酒を飲めない体質ですが、酒豪の男性と飲みに行ったことがあります。
こちらは4割支払いましたが、よくよく考えると金額分の飲食はしていなかったように感じられました。
あれ? と思いつつ指摘しなかったのですが、恐らく安いお酒の1,2杯は誤魔化されていたでしょう。
それとは別の人ですが会計後にお金を渡そうとして「いくらでした?」と聞いたら、筆者が頼んだ料理代よりもやや高めの金額を請求されたことがあります。
「そんなにしましたっけ??」とその場で言うことで「ああ、間違った。○○円お願いします」と訂正されたので事なきを得ましたが、突っ込まなければ損をしてしまうところでした。
まだ付き合っていない段階ということもあり割り勘自体については何も言うことはありませんが、自分ばかりたくさん頼んで割り勘でちゃっかり得をしようとしたり、こっそりお金をくすねようという姿勢は大変不誠実に感じました。
お金がない学生なら仕方ないで済ませられますが、お互いに社会人で相手の女性に対してずるく振る舞う男性とは交際したくなかったので帰りの電車内で連絡先を消去してしまいました。
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以上、なんだかなあ……と感じた年上男性とのしくじり恋愛エピソードについての紹介でした。
年上男性はしっかりしていて信頼できるというイメージが強いですが、上記のような残念要素を持つ男性も存在します。
年齢から同い年や年下よりはしっかりしてる、金銭的余裕がありそうなどといったある程度の傾向は掴めますが、個人差も大きいので年齢だけを鵜呑みにすることは危険です。
同い年や年下でも責任感があってドンと構えているような人も存在していましたので、年齢にこだわらず一人ひとりを注意深く見ることの方が大切と言えます。
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