ネット婚活をしていて何とか付き合うことができたけどその先がなかなかうまく進展しないとか、婚活を始めたばかりよりも不安が強くなってきて精神的にキツイと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
筆者もその口で婚活初期は紛らわせられる不安が多かったのですが、中期以降は幸せを感じる一方で常に疑心暗鬼に囚われており不安定な状態でした。
本記事では、ネット婚活中期に感じた悩みと対策について紹介します。
最初に挙げる悩みの種は連絡頻度が極端に低下したことです。
マッチングしたての頃から付き合ったばかりの頃は毎日1通とか2,3日に1通はメッセージが入っていました。
その時はマメな人なのかなと思っていたのが、交際から半年ほど経つと1ヶ月丸々連絡がなかったこともありました。
彼は特殊な仕事に就いており1ヶ月電波の届かない地域に派遣されることもあったので、仕事なら仕方ないかなと無理矢理自分を納得させていました。
しかししばらく連絡がつかなかった後に会う機会があり、私は気まぐれで友達から唆されて買った普段は縁のないガーリー系のワンピースを着て行ったのです。
デートが出来ない間は暇なのでメイクやヘアアレンジも研究していて、自分に一番似合うであろうスタイルでデートに臨みました。
すると姿を見た瞬間の顔が今までとは違いましたね。
そのデート以降は彼の中で本命スイッチが入ったのか、連絡も週1ペースで安定して来るようになりましたし空いた少しの時間にも会ってくれるようになりました。
ファッションなど見た目でわかる部分を変えただけで相手の反応がいい方向に変わったのは、恐らく彼にとって倦怠期だったのかなと後に冷静になってからは思うようになりました。
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ネットに限らず恋活や婚活をしていると、「相手とどこで出会ったのか?」という話題は家族の間で避けられません。
そこで出会いの場がネットであることを言うべきか誤魔化すか、筆者は悩みました。
というのも当時は出会い系サイトによる事件が目立って報道されたり、出会い系サイトの悪質さ特集が組まれたりなどやたらとメディアがマッチングツールの危険さを訴えていたからです。
テレビ漬けの祖父母の意識には「ネット=出会い系=危険」という図式が刷り込まれていましたし、父もネットには否定的でした。
「合コンで出会った」などと嘘を吐いても良かったのですが、筆者は陽気なキャラではなかったため本当のことを話しました。
ここで大事なのは相手の良さを売り込むことと、粘って説得をすることです。
筆者のケースでは家族に「ネットの出会いは危ない」「ネットを使う人は怪しい馬の骨」という認識があったので、この部分を徹底的に崩す方向で攻めました。
「ネットばかり悪目立ちしてるだけで、学校や職場などで出会っても離婚している人やデートDV被害に遭っている人は多い」とか「怪しい馬の骨なのはよく知らない相手ならリアルでもネットでも変わらない」などのようにです。
交際相手の長所アピールと組み合わせて熱弁したところ、なんとか納得をしてもらえたため効果はあったと言えます。
交際や結婚に対する熱意を伝えるためには、内容の正確さよりも勢いと伝える情報量が大切です。
相手がネットに否定的な場合はネットならではのメリット、出会った人の優れている点、リアル恋活・婚活でのデメリットと身近にあるのであれば実例、ネットとリアル婚活の対比などの内容で圧倒しOKを引き出しましょう!
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身近にいる異性の中からお相手を選ぶ恋活や婚活では選択肢が膨大に広がることがありませんので、お相手に問題がなければ誰かと比較したり迷ったりせずそのまま一途に結婚までたどり着きやすいです。
しかしネット恋愛はサイトを眺めているだけでもどんどん新しい異性が誕生しますし、話したことがなくてもプロフィールである程度わかります。
そのため、つい今の交際相手よりも上位互換的な人がいるのではないかと考えてしまいます。
そして筆者もまた知らないところで別の女性と比較されているのではと不安になりました。
ネット恋愛では女性の方がメッセージを受け取りやすく優位とは言われていますが、ネット恋愛で出会った者同士上位互換を探される可能性は男女共にあります。
結婚は今後の人生を変える大きなイベントなので、お相手選びに慎重になるのは当然の心理です。
なので彼のことは気に入っているけど更にいい人がいるのでは? と思う場合は、交際相手との付き合いを大切にしつつ他の男性と会ってみるといいですよ。
ある程度のスペックはマッチングサイトに載っている筈ですし、性格や雰囲気などは数回遊びに行ったり一緒に食事をしたりすれば掴むことができます。
それで数人に会ってみてなんとなく合わない、上位互換な人がいないと思ったら交際相手を本命に考えましょう!
誰かと比較して初めて分かる魅力・改めて実感する良さもありますので、迷った時は別のお相手とお出かけしてみるのも悪くないですよ。
そして自分が誰かと比較されているのでは? という不安に対しては、自分磨きをして誰にも真似できないような良さを身に着けることで対処しました。
趣味の技術を磨いたり美容にこだわったり、2人でする会話の専門知識を深めたりなど「俺にはこの人しかいない!!」と思わせるような女性になるよう努力していました。
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男性が特殊な仕事に就いている場合、急な出勤で休日なのに仕事に行かないといけない時やデートの途中でも帰らなくてはいけないことがあります。
筆者の交際相手も某国家公務員だったためよく召集を食らっており、デートが中止になることが何度かありました。
日頃のストレスをデートで発散し癒やされている身としては、会えるはずだったのに会えなくなるのは非常に苦痛でした。
ストレスケアのために取った対策は2つあります。
まず、いつでも始められて止められるひとりでできる趣味を持つことです。
読書やゲーム、カラオケなどなるべく没頭できるものがオススメです。
次に、相手の職業に対して調べてみることです。
その職業のことを知ると、勤務体系や従事している人とその配偶者が抱える悩みなど色々なことがわかります。
始めの頃は「私に興味がないのでは?」と疑念を抱いていましたが、自主的に情報収集をするようになってからは「彼も仕方なく仕事に向かうのだから嫌な顔をせずに送り出してあげよう!」という具合に大幅な意識改革が起こりました。
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以上、ネット婚活中期に感じた悩みと対策についての紹介でした。
ネット婚活も中期になって交際相手ができると、抱く不安も自己完結できるものばかりではなくなってきます。
婚活をしているとここに挙げたお悩みを持つことは多いかと思われますので、心が苦しい時には参考にしていただけると幸いです。
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